日本CHRO協会は、日本企業の実情に即したHRBP機能の実装に向けた取組みとして、HRBPに求められる業務と求められる知識・スキルを体系化し、研修やアセスメントツールとしてご利用頂くための「日本版HRBPプログラム開発プロジェクト」を推進中です。
HRBPに関する意識・実態調査を行うべく「ビジネスパートナーとしての人事機能HRBPに関するアンケート調査」を行い、467社の人事幹部の方々ご回答いただきました。
アンケート結果を元に委員会で議論を進めていく中で、創造性や柔軟性が求められるHRBPについては業務標準を策定することよりは「HRBPのベストプラクティス」という成熟度モデルに近い形で成果物をまとめていくほうが有意義という方針が定められ、経営戦略や全社的視点から見たHRBP機能の必要性・重要性を再認識するといった視点からのアプローチで進められました。
全6回のオンラインでの会合による積極的な意見交換に加え、メンバーの方々によるベストプラクティス策定のための作業努力のおかげで、この度フェーズ1の成果物として「HRBPベストプラクティス」をリリースすることとなりました。
「HRBPベストプラクティス」は、その概念や用語も含めて海外の先進企業や海外の人事プロフェッショナルとの共通言語となり、且つ業種や規模の異なる様々な企業においても共通で活用頂けるプロトタイプに位置づけられるものと考えております。是非とも多くの企業において経営・人事のトランスフォーメーションにお役立て頂ければ幸いです。
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本報告書及び成果物に記載されている情報に関する著作権は全て一般社団法人日本CHRO協会に帰属しています。有償・無償を問わず、経営人事分野のコンサルティングやアドバイザリー、システム開発・提供会社、教育研修会社等が商用でご利用されるなど、企業の経営人事分野の品質向上を目的とした社内でのご利用以外につきましては、必ず事前に以下のお問合わせURLより申請頂き日本CHRO協会の許諾が必要となります点ご了承ください。
お問合わせ:https://www.jachro.jp/contact.php
日本版HRBPプログラム開発委員会の活動概要を以下の報告書にまとめました。
日本企業の実情に即したHRBP機能の体系化を狙いとして、企業人事の幹部クラスを対象にした HRBP機能の実装に向けた課題の調査を実施。
目的 | 日本企業に求められるHRBPの業務標準を作成し業務遂行に求められる知識・スキルを体系化します(HRBPスキルスタンダードの開発)。 | ||
対象 | 人事・人材部門、経営企画部門、事業管理部門等の幹部・管理職の方々 |
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形式 | ZOOMを使ったオンライン会議 | ||
開催 | 全6回の会合 | ||
第1回 | 2021年1月28日(木)16:00~18:00 オリエンテーション・課題共有 |
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第2回 | 2021年3月1日(月)16:00~18:00 HRBP業務の分類(大分類・中分類)と定義づけについて (グループ討議・全体討議) |
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第3回 | 2021年3月29日(月)16:00~18:00 HRBPの業務分類のベストプラクティスについて (事例発表&グループ討議) |
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第4回 | 2021年4月26日(月)16:00~18:00 HRBPの業務分類のベストプラクティスについて (事例発表&グループ討議) |
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第5回 | 2021年5月26日(水)16:00~18:00 体系化する成果物のイメージ検討 各社での活用方法や導入支援ニーズ、派生成果物についてのニーズを検討 |
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第6回 | 2021年7月12日(月)16:00~18:00 最終成果物の承認および今後の課題の検討(第2フェーズに向けて) |
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定員 | 議論に参加頂く委員会メンバー(約20名)とオブザーバーとの2種類のご参加形式と させて頂きます。 |
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費用 | 参加費は無料です | ||
幹事団 | 委員長 | 藤岡 長道 氏 | 日本人材マネジメント協会 理事長 ATD JAPAN 理事 合同会社FJRC 代表社員 株式会社ワークハピネス チーフ・カタリスト |
座 長 | 土井 哲 氏 | 日本CHRO協会 主任研究委員 株式会社インヴィニオ 代表取締役 エデューサー |
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顧 問 |
大矢 俊樹 氏 | グリー株式会社 取締役 上級執行役員 最高財務責任者 | |
西田 政之 氏 | 株式会社カインズ 執行役員 CHRO 日本CHRO協会 理事 日本アンガーマネジメント協会 顧問 |
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野田 公一 氏 | 株式会社Works Human Intelligence CHRO |
(注意事項)
・オブザーバーでのご聴講を希望される方は、ご参加される本人が直接お申込み手続きをして頂きますよう
お願い申し上げます。
・オブザーバーの方は委員会でのご発言はできませんが、適宜アンケートへのご回答等ご協力を頂きたく、
6回の委員会会合を通してお申込みされたご本人にオブザーバーとしてご聴講をお願い致します。
代理の方のご参加はご遠慮くださいますようお願い致します。
・複数名のご参加をご希望の場合、各人がオブザーバーとしてお申込みのお手続きをして頂くこととなります点
ご了承ください。
・本委員会にご協力いただく幹事団及び幹事団所属企業にお申込いただいた際の個人情報提供に
同意頂く必要がございますことご了承ください。
・会合は全てZOOMを使ったオンライン会議形式を予定しています。
(ご参加の詳細はご登録頂いたのちに改めてご案内申し上げます)