ご挨拶

ご挨拶

日本は構造的に労働人口の減少と高齢化のスパイラルに陥っています。本格的な高齢者の活躍や女性の活躍が待ったなしです。そのためには、企業の経営レベルが、覚悟をもって、真剣に「働き方改革」に取り組む必要があり、それには経営トップを支える本格的な「人財戦略」を司る組織&リーダーの存在が目下の急務であると考えます。

私自身、SCSKの前身のSCSというIT子会社の経営者として転身した時から、広く明るい健康的な職場の完備を手始めに、残業問題の解決、健康経営の促進、定年制延長、女性活躍環境の整備などに取り組みました。結果、日経新聞での「働きやすい会社ランキング」改め「人を活かす会社No.1」に2年連続で選ばれたり、政府から「女性が輝く先進企業最優秀企業」として表彰されました。そういった経験を、皆様と共有させていただきながら、生産性を上げ、先進グローバル市場で真にもっと競争力のある、更に付加価値の高い製品・サービスを創出・提供できる企業経営環境整備に貢献するために活動を進めてまいりたいと考えております。

日本CHRO協会は、日本CFO協会の姉妹団体として、多くの企業様、関係機関・組織と積極的な交流を図るとともに、人財交流を含めた各種人事施策の実行を通じて、イノベーションを創出し、グローバル競争を勝ち抜くビジネスリーダーの育成・登用を通じ日本企業並びに日本経済の発展に寄与していくことを考えております。趣旨にご賛同を頂き、より多くの企業と企業人にご入会を頂きたくお願い申し上げます。

中井戸 信英
一般社団法人日本CHRO協会 理事長

1971年大阪大学大学院工学研究科修士課程終了。同年住友商事株式会社入社。ドイツ住友商事に赴任後、米国住友商事にて、ニューヨーク、サンフランシスコに駐在。1999年、住友商事取締役エレクトロニクス本部長に就任。2002年に代表取締役常務、2005年には代表取締役副社長執行役員に就任。2009年に、住商情報システム株式会社代表取締役会長兼社長に就任後、2011年SCSK株式会社代表取締役社長、2012年同社代表取締役会長に就任。現在、日本CHRO協会理事長として日本企業の人材を人財に変える「人づくり」に従事している。

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